日常から取り入れやすい不妊対策

不妊鍼灸に特化したアクア鍼灸治療院の不妊対策や豆知識をご紹介します。

不妊症を改善する「食養」

妊娠しやすい身体を作るためには、日頃の食生活にも気をつけたいものです。特に身体の「冷え」を招くような食べ物は避けるほうが良いでしょう。

当院がおすすめする不妊対策料理

ポトフ
  • クローブやウイキョウ【フェンネル】といった香辛料を使った料理※ポトフやフェンネルスープなど
  • ラム【子羊】やマトン【羊】を使った料理

漢方不妊症改善のおススメレシピ

ラム肉(またはマトン)150g、黒豆15g、サンショウの実3gと、漢方生薬の当帰(とうき=漢方専門薬局で購入できます)4gを一緒に煮てスープを作り、塩で調味して飲みます。

できるだけ避けたい食べ物

サラダ
  • 生の野菜を使ったサラダ
  • 生の果物
  • 炭水化物類(適度な摂取はOK)
  • 生もの(お刺身・お寿司)など

妊娠の大敵である「血行不良」に効くツボ

血行血の流れは、生理・受胎・母乳などをつかさどる大切な身体の根幹。血行不良は不妊の大敵です。

東洋医学では、血流が悪くなっている状態を「瘀血」(おけつ)と呼び、漢方薬や鍼灸治療をけけつりゅ施すことで血行を促進する治療をおこないます。

なぜ「瘀血」になる?

寒気を感じている女性血行不良である「瘀血」の最大の原因は、身体の”冷え”。身体が冷えると、血管や筋肉組織が収縮し、血の流れが阻害され「瘀血」の状態に。

血の流れが悪くとなると、体温低下を招いて、ますます身体の冷えを誘発し、悪いスパイラルに陥ってしまいます。身体の冷えは冬場に顕著に表れますが、夏場も油断はできません。

過度なエアコン使用や、冷たい飲み物・食べ物が原因で、「瘀血」になることもあります。

「瘀血」に陥ると、生理周期に狂いが生じ妊娠・受胎に悪影響を与えてしまうのです。

「瘀血」に効くとされるツボ

東洋医学では「瘀血」を解決するために、太衡穴・血海穴・三陰交と呼ばれるツボを刺激し、身体の血行不良を改善していきます。

アクア鍼灸治療院では、鍼治療とお灸を適切に組み合わせ、患者さんの冷えを解消。

血行を促進し、「瘀血」状態からの回復を促していきす。

太衡穴・血海穴・三陰交

「貧血」も妊娠の大きな妨げになります。

ダルさを感じている女性東洋医学では、身体の中の血液が足りなくなる状態を「血虚」(けっきょ)と呼びます。

血虚は、冷えやダルさ・四肢のつり・肌荒れなどを引き起こす要因。血液は、上記でもお話ししたように、東洋医学において生理・受胎と密接な関係があるとされています。そのため「血虚」の状態も、妊娠の大きな妨げになると考えれられるのです。

「血虚」の見極め

以下のような症状がある場合、「血虚」が疑われます。

  • 下半身にむくみがあり、冷えを感じる
  • 経血にゼリーやレバー状のものが混じっている
  • 動悸(どうき)/めまいを覚える
  • 爪がわれやすい
  • 肌荒れあり顔色がすぐれない

このような症状には、身体の血液不足(血虚)が影響している可能性があります。まずは、血液量を増やして、身体の調子を整えましょう。

「血虚」に効くツボ

東洋医学では「血虚」の状態を改善するために、三陰交(さんいんこう)、血海(けっかい)、(ないかん)、気海(きかい)と呼ばれるツボにお灸を施し、状態を改善していきます。

三陰交(さんいんこう)
三陰交(さんいんこう)

三陰交は、婦人科系の疾患に特に効くとされるツボです。

血海(けっかい)
血海(けっかい)

血海は、規則正しい生理のリズムをつくり、妊娠しやすい身体の状態にします。

内関(ないかん)
内関(ないかん)

内関は、女性の生殖器の働きに関与。貧血やめまいなどに効果があるツボです。

気海(きかい)
気海(きかい)

東洋医学では、「気は血を動かす」と言います。気海は、骨盤内の血流を促進し、不妊症や冷え性に効果のあるツボです。


その他に様々不妊対策がございます。不妊鍼灸の専門家が最適なアドバイスをいたします。

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