不妊に鍼灸が効果的な理由
鍼灸治療は、不妊症や生理不順、婦人科疾患などWHO(世界保健機構)において効能を認定された医療行為です。
鍼灸治療は、自律神経やホルモンの促進だけでなく、血流の働きを促進し、内臓の働きも強め、妊娠しやすいカラダへと改善していきます。
排卵期に体温があがらなかった女性や、ストレスによる内臓機能の低下から元気な精子が育たなかった男性も効果を発揮し、妊娠率をあげることができるのです。
日常生活で、ストレスがない人は今の世の中いないのではないでしょうか。
ちょっとした人間関係トラブルや慢性的な冷え、ジャンクフードや添加物いっぱいのコンビニ弁当など普段から口にしているものも少しずつ内蔵を蝕んでいっています。
そのような様々な問題が日常から少しずつ積み重なり妊娠しにくい原因を作ってしまっているのです。
そもそも、鍼灸治療は、人体にある「ツボ」を刺激し、人間本来が持っている自然治癒力を最大限に引き出し、身体の機能を回復させ、副作用なく改善することができる治療法です。
人間の体には、全身にツボ「経路」と呼ばれるルートがあり、「気」神経、「血」血流、「水」リンパ・組織液の流れにより健康を維持しています。
これは全身に分布しており、体表と臓腑を結ぶ大切な通路です。
いわゆるツボというのは、この経路に点在しており、気の流れを共有し、お互いに関連しあっています。
しかし、ストレスや生活習慣の乱れにより気の流れが悪くなると、妊娠しにくい身体になってしまう他に、さまざまな「病」を起こす原因になってしまいます。
不妊鍼灸治療は、この経路にあるツボを刺激することで、悪くなってしまっている気の流れを良くし、身体の状態を整えていきます。
すると再び経路を気が元気よく流れ始め、妊娠しやすい身体に導くことが出来るのです。
鍼でツボを刺激することで体温が高まり、不妊の大敵「冷え」が解消します。
東洋医学では身体全体を1つのシステムとして扱います。
鍼でツボを刺激することにより身体のバランスを制御するシステムが正しく働くよう促し、崩れたバランスを取り戻す手助けをします。
その結果、血の流れや体内の水分の流れが良くなり、不妊症の大敵である冷えの改善に効果が期待できます。
脳の血流が増すことで、ホルモンバランスの回復を図ることが出来ます。
鍼灸により血流が促進されます。結果、脳の血流が増すことにより、ホルモン分泌の正常化が図れます。
血流が増加し、子宮内膜や卵質が改善します。
血流が促されることで、子宮動脈、卵巣動脈への血流の増加し、子宮内膜や卵質の改善が期待できます。
自律神経の調和が取れ、精神的なストレスの低減・リラックス効果が期待できます。
鍼灸は交感神経・副交感神経を司る自律神経の不調を改善することができ、リラックス効果があります。
自律神経は感情の変化にも連動して働きますので、ストレスを和らげることが出来ます。
鍼灸による不妊治療のメリットは、ストレスを低減しリラックスした状態で不妊治療が続けられることがあります。
不妊の原因が体調不良や冷えである場合、鍼灸治療により体質改善するため、当院に通われてから短い期間で妊娠される方が多くおられます。
また、また、病院での治療費の高いもので50万程度。
不妊の原因や年齢的な問題などで、500~1000万円以上かかるケースもあり金銭面での負担もあります。
鍼灸治療は高くても15,000円程度で、金銭面的に負担にもなりにくいかと思います。