鍼灸治療で心の病を治そう!効果の実態にクローズアップします!
突然ですが、皆さんは最近体がだるく感じたり、家事や仕事、学業などあらゆる物事に対してなかなか意欲的に取り組めなかったりといった、何かスッキリしない、いわゆるグレーのような生活を送っていらっしゃいませんか?
もしこのような悩みをお持ちの方は、一度鍼灸治療をお試しください。鍼灸治療で治るの?とお思いになる方もいらっしゃると思います。
そこで今回、精神の安定へと導く一つの手段として鍼灸治療がどのような効果を私たちに提供してくれるのか、そこにクローズアップしていきます。
まず、鍼灸治療に大きく関わってくるツボのお話からしたいと思います。
人間にはツボ(東洋医学では経穴と呼ばれています)が670種類あると言われており、その一つ一つが体の各器官に関係しています。
ここを触ったり、刺激したりする事により体の異常を見つけられるのはもちろんのこと、病気の時に反応の現れやすい部分を刺激すると治療に効果的です。
またツボに関係しているものとして、経路があります。
人間には14本の経路がありその経路上にあるのがツボになります。
わかりやすいものに例えると、線路(経路)と駅(ツボ)といったところでしょうか。
経路には東洋医学でいう「気」(エネルギー)と「血」が流れており、これがスムーズに流れていれば健康、逆に滞ってしまうと不調を引き起こす原因となります。
心の病が発症するのも元をたどれば、どこかの線路に異常が発生してしまったということになりますね。
鍼灸治療はその異常な状態を正常にする作業をしてくれるツールとして利用できます。
具体的にいうと、鍼灸治療には神経に刺激を与える「刺激療法」というものがあります。
手や足のツボに針を刺すと、その刺激が脊髄に伝わり脳へと伝わっていきます。
脳まで伝わると、その刺激が快楽物質であるβエンドルフィンを出すように命令します。
このβエンドルフィンは物事を楽観視できるようになるなど全体的にポジティブな感情を生み出す力を持っています。
心の病を治す一番の薬はポジティブな考え方を持つことなので、この治療を受ける価値は十分にありますね!
もちろん効果は個人差なのでその感情をずっと持てるわけではありません。
持続時間は限られていますが、その間に少しでも物事に対して前向きに取り組むことができれば、悪循環から抜け出し、治療を受けなくてもポジティブになれるゴールに近づいていきます。
是非一度、鍼灸治療を利用し、この効果に触れてみてください!