体を温めるツボを知ってお灸で温活!そして妊活!
足つぼで痛く感じるところで体の臓器の不調が分かる、というのは有名な話です。
しかし反対に、体の不調をツボで改善することも可能ということをご存知ですか?
「今、妊活中なんだけどいいツボはないかな?」
「ツボなんて押したことない!」
そんな方のために、今回は妊活に効果のあるツボを紹介します。
■まずは基本穴で健康を増進しましょう
妊活に効果的なツボの紹介の前に、「基本穴」という、健康維持のためのツボを紹介します。
健康であることは健康な妊婦になるために欠かせません。
・「足三里」
胃とつながっていて、全身の様々な痛みに対応するツボです。
『奥の細道』で松尾芭蕉が旅に出る前に足三里にお灸をすえていたことで有名です。
足の膝の外側、お皿の下から指4本分下がった、一番くぼんでいるところにあります。
・「合谷(ごうこく)」
肩こり、いびき、めまい、便秘、生理痛など、たくさんの効能が期待でき、最強のツボとも言われています。
手の親指と人差し指をくっつけた時にできるシワの先端の少し上です。
親指で押した時にジーンとくるところがあれば、そこが合谷です。
■ツボで体を温めましょう
妊娠しやすい体質には、体内を温めることが必須です。ツボ押しで体内を温めましょう。
・関元(かんげん)
元気を補い、体を丈夫にする、「元気の関所」と言われているツボです。
体の中心線上、おへそから指4本分下にいったところにあります。
・血海(けっかい)
血の流れが悪い、血液が不足している時に押したいツボです。血海という名の通り血が大量に集まっています。
膝のお皿の内側、上に指3本分上がったところです。
・三陰交(さんいんこう)
消化器、肝臓、腎臓などの働きを助け、冷えを解消するツボとして有名です。
足の内くるぶしの一番高いところに手の小指を置き、指を揃えて人差し指が当たっているところが三陰交です。
■診察前後に押してリラックスしましょう
・大陵(だいりょう)
動悸、胸痛などの心臓病、胃痛や嘔吐など消化器系疾患、指や手首の痛みの緩和に効果が期待できるツボです。
リラックス効果があり、私は押した瞬間、目の奥が解放されたような感じがしました。
崇高な高くそびえる丘という意味のある「大陵」は、手のひらを上にして手首を手前に曲げた時にできる横ジワの真ん中にあります。
一番へこんでいるところです。
手首を裏返して、手首背面の中央の一番へこんでいるところは「陽池(ようち)」というツボで、こちらもリラックスに効果的です。
・太谿(たいけい)
エネルギーを体全体に行き渡らせるのを手伝ってくれるツボです。
足の内くるぶしとアキレス腱の間にあります。親指がすっぽりおさまるところです。
いかがでしたか?
妊活に効果的なツボがたくさんあることをお分かりいただけたのではないでしょうか?
当鍼灸治療院では、妊活に特化した施術を行なっておりますので、是非一度ご連絡ください。