不妊症の理由は卵子の老化にあり!?その解決策とは
こんにちは。
不妊症で悩んでいる人の中には「特に異常がないはずなのになんで?」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。その理由は卵子の老化にあるかもしれません。
そこで今回は、その原因と解決策をご紹介いたします。
【卵子が老化する原因】
改善策をお伝えする前に、卵子が老化する原因をご理解いただきたいと思います。
卵子の中にはミトコンドリアという細胞小器官があります。
このミトコンドリアが細胞のエネルギー源であるアデノシン三リン酸を生産しています。
年齢に伴うミトコンドリアの機能低下が卵子の老化に関係があるだろうと言われていますが、卵子の老化の詳細な仕組みはまだ判明していません。
【改善策】
1. ミトコンドリアを活性化させる
ミトコンドリアの機能低下を抑えられたら、理論上は卵子の老化を防ぐことができます。
ミトコンドリアの活性化にはL-カルニチンやメラトニンが有効だとわかっています。
つまりそれらを投与すればミトコンドリアが活性化し、卵子の老化を抑えられます。
L-カルニチンやメラトニンはサプリとして市販されています。
2. 活性酸素を減らす
活性酸素とは、原子状態の酸素や、電子状態が不安定な酸素分子のことで、細胞を直接的または間接的に傷つけて老化の一因を作る物質です。
この活性酸素を減らすことで、卵子の質を保てるのです。
活性酸素を減らす方法としては、ウォーキングが適当です。
また、活性酸素を増やす要因のひとつとしてストレスも挙げられます。
ストレス解消法はそれぞれあると思います。
それぞれの方法でストレスを和らげ、活性酸素を減らしましょう。
その意味でもウォーキングのように、そこまで激しくない有酸素運動はとても効果的です。
目安としては1日1時間40分程度です。
長いように感じますが、買い物に行く時間や仕事に行く時間などで徒歩の時間を増やせばすぐに1時間40分は歩けるでしょう。
3. 禁煙する
喫煙本数や喫煙歴によって卵子の老化のスピードは異なりますが、非喫煙者と比べて5年ほど卵子が老化するのが早いという研究もあります。
自分で喫煙するのはもちろん、副流煙を吸うのもなるべく避けましょう。
【さいごに】
今回は卵子の老化を少しでも抑えるための方法をご紹介いたしました。
基本的には現在の日常生活の中で改善できることです。
ぜひご参考にしていただけたらと思います。
また、アクア鍼灸治療院では卵子の質を上げる効果が期待できる施術も行っております。
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