不妊治療は何歳から始めるのが最適?

妊娠についての不安をお持ちのみなさん。不妊の悩みは簡単に人に相談できないですよね。
人に相談できずに、一人で悩みを抱え込み、不安のスパイラルに陥ってしまう方が多くいらっしゃいます。
友人・知人に悩みを相談できない場合には、インターネットで同じ悩みを抱えている人に相談して、不安を和らげましょう。
特によくある悩みが、不妊治療を始める時期についての悩みです。
今回は不妊治療を始めた時期の平均などの情報をご紹介します!

1 不妊治療の平均開始年齢は32歳

女性の体と心に関する情報サイトを運営する「ルナルナ」は1600人の女性を対象に、不妊治療に関するアンケートを実施しました。
そのアンケートによれば、57%もの女性が不妊治療を目的として病院を受診したことがあると分かりました。
さらに、不妊治療を始めた年齢の平均は32歳であると判明しています。

年代別に見ると、30歳から34歳に不妊治療を開始した女性が38%、25歳から29歳が31%、35歳から39歳が23%という結果となりました。
一般的に30歳を超えると妊娠の確率が徐々に下がっていき、35歳を超えると大きく下がると言われています。
この35歳という年齢を意識する方が多いようですね。

2 不妊治療を受けるのはどんな人?

では、不妊治療を受けに来る方にはどんな人が多いのでしょうか?

・将来的に子どもが欲しいと考えている
現在は子どもを産みたいと考えていないが、将来的に子どもを産みたいという方が多くいらっしゃいます。
体の状態を採血やホルモン検査によって調べます。

・今すぐ子供が欲しい
40歳前後で年齢を鑑みて、受診される方、キャリアを考えて30歳で出産したい方などもいらっしゃいます。
一般的な不妊検査に加え、卵管撮影、精液検査、フーナーテストなどを受けられます。

3 不妊の原因は男性側が5割

不妊の原因は女性側にあると考える人は多いですよね。
しかし、WHOの報告によれば、原因が女性のみにあるのは41%、男性のみにあるのが24%、男女両方にあるのが24%となっており、男性側にも原因のある場合が約半数となっています。

男性側の主な原因は無精子症などで、女性側の主な原因は排卵障害や子宮内膜症などです。
女性の方は自分にだけ原因があると思わずに、旦那さんもつれて、病院で検査を受けることをおすすめします。
女性の不妊検査は生理周期に合わせて行われるため、1~2か月かかることもあります。
スケジュールを立てて計画的に受診しましょう。

以上、不妊治療を開始する年齢についてご紹介しました!

dav