不妊治療を始めるタイミングや費用について

妊娠についてお悩みを抱えているみなさん。自分が不妊症ではないかと考え始めてから、不妊症治療を始めるまでの間には大きな壁があります。不妊治療には多額の費用が掛かるのではないか?今すぐ子どもが欲しいわけではないので後回しにしても良いのではないか?と考えると、中々病院に足は運びませんよね。しかし、今すぐ子供が欲しいというわけではないけれども、不妊治療を始めるという方は多くいらっしゃいます。今回は不妊治療を始めるタイミングや費用についてご紹介します。

1 タイミング

統計によると、不妊治療を始めた年齢の平均は32歳です。妊娠の確率は30歳から少しずつ下がり始め、35歳を超えるとガクッと下がるので、35歳を前に不妊症の治療を始める方が多いです。

2 病院での治療の費用

・タイミング法
子どもができやすい期間に、性交渉のタイミングを合わせる方法です。保険適用がされるため、1万円ほどで治療ができます。

・人工授精
子宮内に濃縮した精子を注入する方法です。3万円程度です。

・体外受精、顕微授精
卵子を体外に取り出し、容器の中で精子と受精させた上で、子宮内に戻す方法です。費用は30万円以上します。

3 鍼灸治療

病院での不妊治療は今すぐに子どもが欲しいという場合の、治療です。いずれ子供が欲しいと考えている方や、病院での治療にプラスしてできることがしたいという方には鍼灸治療が向いています。鍼灸治療は直接、妊娠に効果があるわけではありませんが、妊娠しやすい身体をつくるという効果があります。

不妊症のための鍼灸治療は、週1回で月に4回通うのが一般的とされています。1回の施術で5000円、月4回コースに入会して15000~20000円が相場と言われています。さらに、冷え性の改善に効果があるお灸などを利用すると追加で3000円ほどかかります。

4 重要なこと

不妊症の治療は様々ありますが、自分でできることとしては生活習慣の改善があります。妊娠しやすい身体をつくるために以下のことに気を付けてください。

・バランスのとれた食事
大豆イソフラボンやたんぱく質を積極的に摂取して、妊娠しやすい身体をつくりましょう。

・十分な睡眠
妊娠に必要なホルモンが最も分泌されるのは夜の睡眠中です。7時間以上は規則正しく寝るようにしてください。

・適度な運動
適度な運動をして、血行を促進しましょう。ウォーキングやストレッチなどを長時間行うのが良いとされています。

以上、不妊治療を始めるタイミングや費用についてご紹介しました。参考にしていただけると幸いです。

dav