不妊症と運動不足の関係性とは

最近仕事が忙しくてなかなか運動ができていないという方はいらっしゃいませんか?
20代のうちは特に気をつけて運動をしなくても健康でいられたかもしれませんが、30代に入るとそろそろ健康が気になってくるのではないでしょうか。
実は運動不足は不妊症につながるとも言われています。
そこで今回は、不妊症と運動不足の関係性について解説していきます。

運動不足と不妊症の関係

近年、不妊症になる原因の一つに運動不足が挙げられることが増えてきました。
不妊の原因が男性側にある場合、精子の状態が悪いことが主な理由として考えられます。
精子の状態を健康に保つためにはさまざまな方法が考えられますが、適度な運動をすることがそのうちの一つであると言われています。
実際にヨーロッパの研究では、適度に運動する人のほうが運動不足の人よりも状態の良い精子を持っているという結果が出ているようです。
また、女性に関しても妊娠しやすいからだづくりをするためにも適度な運動が推奨されています。
運動不足になると血液の循環が悪くなる、ホルモンバランスが崩れるなど、からだへ悪影響を及ぼす恐れがあります。
そのことで月経不順や卵巣、子宮の機能不全におちいることがあり、それらが不妊へとつながってしまう危険性があります。

不妊症予防に適した運動

ではどのような運動が不妊の予防に効果を発揮するのでしょうか。
ここではいくつか代表的なものをご紹介します。

*ウォーキング

普段時間がなくてなかなか運動する時間を確保できないという人にもおすすめなのがウォーキングです。
からだへの負荷もそれほど大きくなく、気軽にできる運動方法で、わざわざ時間を作らなくても少しの工夫次第で日常生活に取り入れることができます。
例えば「普段会社の最寄り駅まで電車に乗って通勤していたところを、一駅手前で降りてすこし歩く時間を伸ばす」などの工夫が考えられます。

*ヨガ

ヨガは血流を良くし、自律神経や冷え性に効果があると言われています。
からだの内側から無理なく体質を改善することができるヨガは、女性だけでなく男性にも人気で、不妊治療にもよく使われています。
最近ではさまざまな場所でヨガ教室がありますので、一度試してみるとよいかもしれません。

まとめ

以上、今回は不妊症と運動不足の関係性についてご紹介しました。
不妊症で悩んでいる方は薬などの治療だけでなく、運動することで体質改善をし、妊娠しやすいからだづくりをしてみてはいかがでしょうか。