不妊症の自覚症状とその対処法
不妊症は、子供を産みたい方々にとってとてもつらい病症です。
なるべく不妊期間を短くするためにも、早めに不妊であることを自覚し、対処することが求められます。
そこで今回は、不妊症の自覚症状とその対処法についてご紹介します。
不妊症の自覚症状と対処法
不妊症は一定期間避妊をせずに性交渉をしたにもかかわらず妊娠しない状態のことを指し、一般的にその期間は1年と言われています。
自身が「不妊症である」と自覚すると、次にその原因を探っていきます。
「これが不妊症の原因かな?」と自覚できるものにはいくつか種類があります。
ここでは代表的なものを男女別にわけていくつかご紹介します。
男性
男性側に不妊の原因がある場合、精子の機能に障害があることが多いとされています。
残念ながら、通常通り射精できている場合自覚症状は少なく、自分自身で精子の機能不全に気付けることはまれです。
しかしながら、近年では喫煙や過度の飲酒、ストレス、肥満などの生活習慣が原因で不妊症になることがわかっており、これらに当てはまる人は注意が必要です。
対処法としては、まず上記のような生活習慣を改善することが大切です。
その上で躊躇せずに男性の不妊治療に対応している泌尿器科やクリニックに行くことをおすすめします。
女性
女性側に不妊の原因がある場合、月経不順などの症状が現れます。
特に無排卵月経は不妊症の中でもよくある原因の一つです。
無排卵月経の場合、経血量が少ない、生理痛が軽い、月経がダラダラと続く、周期が不安定といった特徴があります。
また、月経周期に応じて通常は基礎体温が低温期と高温期に分かれていますが、その推移が不安定な場合も月経が安定していない症状であり、不妊症の原因となりえます。
さらに自覚症状が出にくいものとして、性感染症などによる卵管の異常や、子宮頸管の異常、着床障害が主な不妊症の原因としてあげられます。
自覚症状があるものに対しては、その症状を担当医に細かく正確に伝えることが大切です。
自覚症状がない場合でも検査で原因がわかることがありますので、一度専門の治療院を受診すると良いかもしれません。
まとめ
以上、今回は不妊症の自覚症状とその対処法について、男女に分けてご紹介しました。
不妊症はきちんとした治療を続けることで治る可能性が高まりますので、自覚症状があっても過度に心配はせず、不妊治療を専門とするような治療院を訪ねてみてはいかがでしょうか。