不妊症になりやすい人の特徴
不妊にお悩みの方、またこれから不妊予防をされる方にとって、不妊になりやすい人の特徴を知っておくことは多いに役立ちます。
今回は不妊症の方にはどのような特徴があるのかご紹介します。
月経に異常がある
月経不順
正常な月経周期は25~32日ですが、周期がこれよりも長かったり極端に短かかったりする場合はホルモンバランスが乱れていたり排卵が行われていないことがあります。
月経量や期間
月経の量が多い、あるいは長い方は子宮筋腫などによって子宮の内膣が変形してしまっている可能性があります。
また、量が少ない、あるいは短い方は排卵をしていない可能性もあります。
このような症状がある場合は不妊のリスクが高いと言えます。
性感染症
性感染症は性病と言われていましたが、現在ではSTDと呼ばれ、クラミジアや淋病などに代表的で、決して特殊な病気ではなく身近な病気です。
性感染症は体液が感染源となり感染します。
女性の場合90%が無症状とも言われ、自分が感染していることを知らずに放置することにより不妊症の原因となってしまいます。
子宮筋腫や子宮内膜症を指摘されている場合
子宮筋腫や子宮内膜症で手術をしたことがある場合は、術後に癒着を起こしやすく、不妊の原因になることがあります。
その他の特徴
冷え性
体の冷えは婦人科系の症状にも大きく関係してきます。
冷えを感じると血液循環が悪くなります。
そうすると子宮に必要な血液がうまく供給されなくなり、生理不順や生理痛を引き起こします。
原因不明の生理不順や生理痛が酷いという方は一度冷えを疑ってみてはいかがでしょう。
睡眠不足
近年の研究により、睡眠の質が卵子の質と深い関わりがあることが明らかになりました。
卵子の質が不十分で不妊にお悩みの方は睡眠の質を見直してみると良いでしょう。
睡眠の質を高める方法として、規則正しい生活をすることは基本です。
特に入眠時刻と起床時刻を定めること、朝食をしっかり取ることは睡眠の質を高めます。
不妊症セルフチェック
婦人科を受診するか迷っているのならまずは簡単なセルフチェックをしてみましょう。
当てはまる項目が多いほど不妊の可能性は高いです。
不妊治療を始める前に妊娠しない理由を探りましょう。
・避妊をせずに、月に数回異常のセックスをしているが、半年くらい妊娠しない
・性交痛がある
・生理痛がここ2、3年の間にひどくなってきた
・生理中は痛み止めが手放せない
・生理不順である
・過去にクラミジアや淋病などの性病にかかったことがある
・これまでと違うおりものが出る
・35歳以上である
終わりに
以上、不妊症の方にはどのような特徴があるのかご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
この記事を参考にしていただければ幸いです。