妊活のために鍼灸を行うタイミング

「鍼灸は妊活に良いって聞くけど、いつ始めたら良いのか分からない。」
「鍼灸のタイミングを間違えたら妊娠しにくくなるかも。」
そのようなことを考えている人はいませんか?
30代に入り、妊娠のタイミングを逃し続けていると将来赤ちゃんができにくくなります。
そうなる前に、一度鍼灸院へ相談に行ってみてはいかがでしょうか。
そこで今回は、鍼灸を行うと良いとされているタイミングについて解説します。

鍼灸を行うタイミングとは

妊娠するためにはまず、妊娠できるように体調を整える必要があります。
妊活する方にとって、鍼灸を行う目的は妊娠しやすい体づくりです。
妊娠を考えている場合は、鍼灸を行うタイミングは妊活を始める前でしょう。

妊娠しやすい体とは

妊娠しやすい体の特徴として、血行が良い、ストレスを溜めすぎていない、生理が安定している、規則正しい生活習慣を維持していることなどが挙げられます。
規則正しい生活習慣は日々の努力次第です。
それに対して、血行やストレス、生理の状態は個人差があり、コントロールするのが困難です。
しかし、最初の3つは鍼灸を行うことで改善できます。
まずはパートナーの方と話し合い、赤ちゃんが欲しいと思ったタイミングで鍼灸院に通ってみましょう。
早めに治療をすることで、スムーズに妊娠しやすくなります。

鍼灸を行った方が良い人とは

妊娠を考えている方の中で、特に鍼灸をおすすめするのは以下のような方です。

冷え性、生理不順の方

冷え性の場合、血流が良くない傾向にあります。
そうすると、優先順位の低い子宮や卵巣への栄養分が不足することが多いです。
栄養不足になると、卵子や卵巣の質が悪くなってしまいます。
さらに生理不順の場合、排卵日の判断が困難になります。
そのため、妊娠しやすい時期を逃すだけでなく、自然妊娠の確率が低下することもあります。

35歳を過ぎて妊娠をする方

年齢の若さも妊娠しやすい体の条件です。
30歳中頃から妊娠を考えている方もいますが、年齢が上がれば流産や不妊症のリスクが高まります。
さらに、鍼灸治療はすぐに効果を発揮するものではなく、半年以上の期間が見込まれます。
鍼灸院には高齢出産に詳しい鍼灸師がいますので、頼ってみてもいいかもしれませんね。

まとめ

今回は鍼灸を行った方が良いタイミングについて解説しました。
鍼灸は必ず行うべき、というわけではありません。
しかし、早めに鍼灸治療を始めることが、負担の少ないマタニティライフに繋がります。
イメージだけで判断せず、迷ったら一歩踏み出してみましょう。