ブルーライトと不妊症
ブルーライトがなぜ不妊の原因に?
夜にスマートフォンやタブレットを使用すると睡眠を誘導するホルモンであるメラトニンの分泌を抑えてしまいます。
結果として夜眠りにくくなり朝眠気がとれなくなります。睡眠の質はホルモンの分泌に大きく影響します。
睡眠は、睡眠負債(睡眠不足)と体内リズムによって制御されています。
睡眠周期
ノンレム睡眠(深い眠り)から始ます。眠りについてから1時間半程経つと、徐々に眠りが浅くなり、
レム睡眠(浅い眠り)へと移行します。このように約90分の周期が、一晩に3~5回繰り返されます。
朝方にレム睡眠が増えてきます。下記に示したようなホルモン分泌も睡眠と覚醒の移行
レム睡眠、ノンレム睡眠の移行(体内リズム)に制御されています。
睡眠中に分泌されるホルモン
・成長ホルモン
・副腎皮質ホルモン
→ストレスに対抗するホルモン
・甲状腺ホルモン
→甲状腺ホルモンの分泌異常も不妊症にかかわっています。
・プロラクチン
→乳腺の発育促進、黄体刺激の作用があります。
・性ホルモン
→黄体形成ホルモンは排卵を誘発する、妊娠に必要なホルモンです。
まとめ
ブルーライトを夜間に一定量浴びる。
昼夜の判断がしにくくなる
(睡眠不足も同様)
↓
体内リズムに誤差が生じる
↓
ホルモンの分泌が乱れる
↓
生理機能が正常に働かなくなる
↓
妊娠しにくくなる可能性大
夜間に長時間スマートフォンを使用するのと睡眠が不足します。
また、夜更かしが多いとホルモン分泌が乱れます。
妊娠を希望される方は当然のことですが、
健康に過ごしていくためにも夜の過ごし方を見直す必要があります。