女性の生殖に関わる「女子胞」について

月経と妊娠を司る女子胞

子宮を東洋医学では「女子胞」とも呼ばれて女性の生殖活動をつかさどります。

機能的には卵巣や卵管などを含む女性の生殖器全体をいいます。

月経と妊娠をつかさどり、女子が成長して受胎能力が備わると月経がはじまり

妊娠すると女子胞が胎児を保護・育成する臓器となります。

月経は、女子胞に源を発する任脈(経絡名)と成長や生殖を司る「精」が関わり、

これらが失調すると月経不順や閉経、不妊などが起こります。

成長や生殖を司る「精」

「精」には「先天の精」と「後天の精」の2種類が、成長・生殖のエネルギーを司っています。

①両親から受け継いで生命の源になる「先天の精」。

②飲食物の消化・吸収によって作られる「後天の精」に分かれます。

2つの精は、互いに補充しながら腎に貯蔵され「腎気」に変わります。

「腎気」は、成長した女性の月経を開始させ、20~40代に盛んになります。

腎気の消耗(不摂生や房事過多など)により、年齢と共に衰えて

やがて不妊症や老化、閉経を起こさせる。

任脈の流れと主なツボ

任脈は、「陰脈の海」とも言われていて身体の中心部を通っています。

「任」に通じ、女性の妊娠と深い関係があり、「関元」「気海」など

当院の治療でもよく使用するツボがあります。

帝王切開やへそピアスなどで身体の中心が傷つくと、

そこから「腎気」が漏れやすくなると東洋医学では考えられています。

この任脈上にあるツボを使用し、「腎気」を補う治療を当院は行っております。

妊活を始めようとお考えの方や妊活中の方は

是非、カウンセリングからでもお気軽にお問い合わせください。

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不妊治療専門 アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
大阪市天王寺区石ヶ辻町7-2
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