妊活に必要不可欠な栄養素
体を構成している栄養素
妊活・不妊治療をきっかけにご自身の体や食べる物を意識し始めたという方は多いです。
しかし、何の栄養が足りていて、何が足りていないか、ご自身で知ることは難しいです。
アクア鍼灸治療院では、InBodyという機器を用いて精密な体の成分分析をして、妊娠しやすい体づくりのアドバイスをさせていただいています。
具体的には、体内の水分量・タンパク質量・ミネラル量・体脂肪量などが数値化されるのですが、患者様の中でタンパク質量が足りていない方は非常に多いです。
タンパク質は皮膚や血管、筋肉、内臓だけではなく、血やホルモン、免疫物質、そして細胞の新陳代謝にも関わっています。
不妊治療で大切な女性ホルモンや、卵子・男性細胞・子宮内膜にもタンパク質は必要不可欠なのです。
タンパク質不足のサイン
タンパク質が不足すると、次のような症状が現れます。
- 基礎代謝の低下
- 冷え性
- むくみ
- だるさ、疲労感
- 貧血
- 肩こり・腰痛
- 集中力の低下
- 免疫力の低下
- 肌や髪のトラブル など
当てはまるものはありましたか？
タンパク質不足によって慢性的な不調を抱えている方も多くいます。
特に、むくみや冷え、基礎代謝の低下は妊娠力の低下に繋がる症状であるため、放っておくことは危険です。
妊娠を望むご夫婦は、積極的にタンパク質を摂り、筋肉量を増やすように心掛けましょう。
具体的に何を食べたらいいの？
タンパク質というと、肉を思い浮かべる方が多いかもしれません。
肉・魚・卵などの動物性タンパク質ももちろん大切ですが、意識して摂っていただきたいのが大豆による植物性タンパク質です。
【植物性タンパク質】
- 大豆
- 枝豆
- 黒豆
- 納豆
- 油揚げ
- がんもどき
- きな粉
- 木綿豆腐
- 枝豆
- ブロッコリー
- ほうれん草
- ナッツ
【動物性たんぱく質】
- 卵
- 牛もも肉
- 豚肉
- 鶏肉
- あさり
- エビ
- イカ
- さんま
- サバ
- しらす
- 鮭
- 鰹節
- するめ
動物性のタンパク質と植物性のタンパク質は1:1で摂ることが理想的だと言われています。
朝食や間食も利用しながら取り入れてみてくださいね。
最後に
タイミングを取ったあと、人工授精後、胚移植後など妊娠の可能性がある時期は、しっかりと火を通して召し上がるようにしてくださいね。
妊活期間は、妊娠に向けてお体の準備を整える大切な期間でもあります。
タンパク質を意識しつつ、葉酸や鉄分、ビタミン類など必要な栄養素を摂れるように、バランスの良い食事を心がけてみてくださいね。
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不妊治療専門 アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
大阪市天王寺区石ヶ辻町7-2
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