気になる!卵管造影検査
子宮卵管造影検査を知っていますか?
この検査では子宮内に奇形や腫瘍・ポリープなどがないか、卵管はきちんと通っているかを調べます。
卵管とは受精の場であり、受精卵を運ぶ役割を担っています。
左右の卵管に通れない部分があると、タイミング法や人工授精をしていても精子と卵子が出会うことができません。
卵管が閉塞または狭窄してしまう原因はウイルス・細菌などの感染症による炎症や癒着、子宮内膜症などが挙げられます。
原因不明でなってしまうことも珍しくありません。
他にも、卵子をうまく取り込めない『ピックアップ障害』や『卵管水腫』が見つかることもあります。
卵管水腫があると、卵管内に溜まっている液が子宮に少しずつ流れ込み、着床の邪魔をしてしまうため着床率が著しく低下してしまいます。
体外受精の場合でも、卵管水腫が見つかり手術を行うという事例もあります。
このように、検査をしてわかることはたくさんあります。
気になる疑問
Q.検査はどのタイミングでできるの?
A.生理が終わる7日目~10日目に行います。
Q.検査は痛いですか?
A.痛みの度合いは生理痛ぐらいとおっしゃる方やとても痛かったとおっしゃる方もいて、個人差があります。
卵管が狭くなっていたり、癒着があった場合は痛みを伴うことがあります。
検査時に緊張してしまうと、体がこわばってしまい、より痛みを感じやすくなります。
深呼吸をしながら、なるべく力を抜いて受けましょう。
検査をするだけで妊娠率UP!?
この検査で造影剤を流すことで卵管の通りを良くする効果も期待できます。
そのため半年間は妊娠率が上がると言われています。
まだ受けたことがない方や、前回の検査から時間が空いている方は早めに受けてみてもいいかもしれません。
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不妊治療専門 アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
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