自然妊娠の条件とは?
妊活を始めて何から始めてたらいいのか分からない人も多いと思います。
妊活とは、妊娠に向けてお身体や環境の準備をすることです。
お身体の準備の第一歩として、どんなことに問題があると妊娠しにくくなるのか
知っていきましょう!!
①卵子成長している?
脳と卵巣はホルモンを介して、卵子を成長させています。
脳からFSH(卵巣刺激ホルモン)が分泌され、卵巣に「卵子育ててね」と指令を出します。
それに反応して卵巣からエストロゲン(卵胞ホルモン)という卵子を育てるホルモンが出ます。
このホルモンのやり取りがスムーズに行われないと、卵子は順調に育ちません。
病院でできる検査:血液検査、超音波検査
②排卵している?
卵子を包む卵胞が20mmになると、排卵の指令が脳から出されます。
その指令を受けて卵巣から卵子が飛び出し、卵管の中へ取り込まれます。
これが排卵期といわれ、低温期から高温期に変わる時期です。
この時の体温の差が0.3度以上ないと、排卵がきちんと行われてないかもしれません。
病院でできる検査:血液検査、超音波検査
③子宮にきちんと入ってる?
射精された精子は、子宮の中を目指しますがほとんどの精子が
膣内の酸によって死滅してしまいます。排卵期に多く分泌されるおりものは精子が子宮や卵管へ
入りやすくする重要な役割があります。
また、稀に抗精子抗体を持っている方がいらっしゃいます。
抗精子抗体とは子宮内の免疫細胞が精子を異物とみなし、攻撃をしてしまう状態のことです。
この抗体がある状態では、子宮内に精子が入りにくくなってしまいます。
病院でできる検査:フーナーテスト、血液検査
④卵管が通っているか
卵管とは、卵巣から排卵された卵子が通る道です。
ここが詰まっていれば、卵子と精子が出会えず受精することが難しくなります。
病院でできる検査:通水検査、卵管造影検査
⑤精子の状態は?
精子が射精されて、卵子との出会いの場である卵管の先に辿り着くまでは
いばらの道です。正常な男性で1回の射精で2億ほどの精子がでますが、受精できる場所まで
辿り着けるのが数千~数百匹だといわれています。
なので、精子の数や元気がないと受精までに行きつくことが難しくなります。
病院でできる検査:精液検査
まとめ
以上、5つが自然妊娠するために知っておくべきことになります。
もし1年以上授からなかったり、年齢のことを考えて早めに検査を受けるのもおすすめです。
不妊クリニックで何も問題ない、原因不明だと言われた方は一度私たちにご相談ください。
病院の検査では問題ないかもしれませんが、妊娠しやすい身体作りとは普段感じている身体の不調を改善していくことから始まります。
直接関係ないと思いがちですが、ひとつひとつ不調を改善し、身体全体の機能を上げていきましょう!
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不妊治療専門 アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
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