妊活とタバコ
「タバコは体に悪い」という認識は多くの方が持っているものですが、では妊活中のご夫婦にとってタバコによる影響は実際どんなものがあるかご存じですか？
ご自身で吸っている人はもちろん、受動喫煙でも同じ影響がでると言われています。
男性
- 精子の遺伝子異常や染色体異常をおこす
- 活性酸素が増えると、ミトコンドリアが減る→精子の運動率が低下する
- 精子濃度や奇形率の数値にも影響がでる
- ニコチンの血管収縮作用により血流が悪くなりED（勃起不全）になる可能性がある
女性
- 卵子の遺伝子異常や染色体異常がおこる
- 卵子にダメージがいくと数が減ってしまう
- その影響で閉経が早まってしまうこともある
- 卵巣の機能が低下
- 血流が悪くなることにより、子宮内膜が薄くなりやすく着床環境にも影響がでる
男性と女性のこれらの影響により
卵子と精子は受精しにくくなり、受精したとしても着床がなかなかできなかったりと、妊娠率が低くなってしまいます。
また、妊娠したとしても流産になってしまう可能性も高くなります。
それだけではありません！！
赤ちゃんへの影響も、、、
妊娠し、順調に育ってくれていても、先天異常の発生率が高くなるといわれています。
禁煙しましょう！
一番は禁煙です！！
しかし、急にやめれる方ばかりではないのも現状、、、
やめると逆にストレスになるのではないか、、と不安でなかなか禁煙できない人もいます。
しかし、そのストレスはニコチン依存によるニコチンが切れたことによる離脱症状で、またタバコを吸うことで一時的に離脱症状が緩和され、ストレスが軽減していると思っているだけなのです。
これは、続ければ続けるほどにニコチンが切れた時にストレスを感じることになります。
逆にすっぱりとやめてしまえば、ニコチン依存によるストレスはなくなるのです。
どうしてもやめれない場合は、禁煙外来に行くなど、医師のサポートを受けるのも１つです。
これらの、正しい知識を身につけ、タバコによる影響を理解したうえで、それでも吸うのかどうか考えてみてくださいね。
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不妊治療専門 アクア鍼灸治療院
院長 松本茂文
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