知っておきたい!妊活に重要なビタミンD

 

近年、ビタミンDが骨の成長を促進する作用の他に

卵子・精子の質や子宮内膜の形成など妊娠に大きく関わっていることがわかってきています。

ビタミンDをちゃんと摂取できていますか?

 

ビタミンDとは

ビタミンDは主に小腸からのカルシウムとリンの吸収を促進し、骨を強くするビタミンです。

そのほか、甲状腺ホルモンと協力して血液の中のカルシウム濃度を調整して

神経伝達や筋肉の収縮を行ったり、

免疫機能や血液凝固などさまざまな体の働きに関与しています。

妊娠においては、子宮内膜の着床環境に関与していることや

血中のビタミンD濃度が高いほど初期流産のリスク減少、

男性の精液の運動能力や受精能力の上昇につながる といった研究データも出ています。

妊娠・授乳期のお母さんのビタミンD濃度がお子さんの小児期や思春期の成長にも関係すると言われています。

 

ビタミンDを必要量摂れていますか?

ビタミンDの摂取方法は2つあります。

1つは食べ物から、もう1つは日光を浴びることで体内で作ることができます。

日光浴の目安時間は夏場は木陰で30分、冬場は1時間程度と言われています。

紫外線が気になる方や屋内で過ごすことが多い方は食べ物から摂取しましょう。

食事からの1日の摂取目安量は成人で8.5㎍ですが、

実際日本人女性の1日の平均摂取量は約5.2㎍と目安量を下回っているそうです。

妊活中~授乳中は特に多くのビタミンDが必要になるので、積極的に摂っていただきたいですね。

ビタミンDを多く含む食べ物

・鮭、さんま、しらす干しなどの魚類や魚類の肝臓
・きのこ類
・たまご類
・チーズ

きのこ類に含まれるビタミンDは紫外線に当てることで増加するので、

カサの裏側を上にして天日干しでの保存がおすすめです。

日光・食べ物から摂るのが大変な場合はサプリメントを飲むのもいいですね。

サプリメントと日光を合わせると摂りすぎにならないか心配される方もいらっしゃると思いますが、

1日の耐容上限は100㎍だといわれているので、余程のことがない限り摂りすぎにはならないでしょう。

 

まとめ

ビタミンDは日常生活から妊娠、胎児の発育のためにもとても重要な栄養素です。

是非リフレッシュも兼ねて、ご夫婦でお散歩してみてはいかがでしょうか(*^^*)?

 

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不妊治療専門 アクア鍼灸治療院
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